
沼津市で防水塗膜が剥がれてきたので通気緩衝工法にて施工しました
今回は、沼津市の2階建て住宅にあるベランダの防水工事に入らせていただきました。
まずは梯子で2階のベランダに上がって、高圧洗浄をさせていただきました。
時間にしては、準備から作業まで入れても1時間程度で終了です。
高圧洗浄については、雨の日でも施工できるので天候にあまり左右されませんが、 この後の作業からは晴れていないと作業が進まないので、情報をたくさん見ながら 施工日程を考えていきます。

ケレンと清掃が大切です

後日、天候も良く作業に入れました。
今日は、先日洗浄した後に防水塗膜が浮いた箇所もたくさんあり、ケレン作業にて
浮いた部分を剥がしていきます。

見た目ではあまり判別しにくかったのですが、ケレンしていると
予想以上に浮きもあり剥がれてきました。
以前から塗膜の裏に水気が回っていたことが想像できます。
但し、図面上では保護モルタルの下にシート防水と記載があるので
現在雨漏りしないのは既設のシート防水がまだ機能しているからと
思われます。
エクストラシート貼り

今回使用する製品は、東日本塗料の「フローン」です。
脱気工法のX-1仕様にて仕上ていきます。
この工法は、既存クラックなどで床面に湿気が溜まっているときにも、
脱気筒を通じて、湿気を外に逃がしてくれるため、防水層の膨れ防止
になります。

ケレンして清掃後、ボンドを床全体にローラーで塗布していきます。
その後にエクストラシートを接着し、圧着していきます。
シートの繋ぎ目には、ジョイント専用のテープを使用していきます。
脱気筒取付とウレタン塗布

エアコンの室外機も可能な範囲で動かしながら施工を進めて行きます。
場合によっては、室外機の撤去・再取付が必要となる時もあります。
シートを貼り終えたら、脱気筒を取付していきます。
取付した部分はシーリング剤などを使用して補強クロスを
接着していきます。

次に、床面全体にウレタン防水材をローラーで塗布していきます。
ウレタンは乾燥時間を置いた後に、もう一度塗り重ねていきます。
防水層には塗膜厚が重要なので、ここは大事なポイントです。
保護塗装して、完成!

二回目のウレタン塗布が終了して、後日、壁際の端末処理として
シーリング剤を充填していきます。

防水層を保護する為の塗料をグレー色で塗って、施工完了となります。
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